ニューヨークでの撮影仕事をいただいたので、何日か余裕を持って滞在しニューヨークでのストリートスナップを撮ってきた。
当初はギャラリー巡りなどをして、最新のアートをインプットして来ようと思っていたのだけれど、気づいてみればニューヨークの街を彷徨い続け、撮影枚数3,000枚、歩行距離60kmとストリートスナップ三昧になってしまったので、エリア別にいくつかの投稿に分けてご紹介しようと思う。
今回持っていったカメラはLeica M10、Leica M monochrome(Typ246)、SONY α9の3台で、Leicaの2台をメインに、万が一を考えてSONY α9を持っていったのだけれども、街に慣れていないこともあり、初日にLeica M10で思ったような写真を撮ることが出来なかったため、AF機能に助けを借り殆どの写真をSONY α9で撮影した。
使用レンズ等は写真にキャプションにて記載しているので、そちらをご覧いただければと思う。
Times Square(タイムズスクエア)周辺
まず訪れたのは、ニューヨークといえば誰もが思い浮かぶであろう、Times Square(タイムズスクエア)周辺


平日の夜22時過ぎという遅めの時間帯にも関わらず、本当に多くの人が集まっているTimes Square(タイムズスクエア)。そこに集う人と、黄色いタクシー、目がチカチカするほどの街頭スクリーン。この日は雨上がり出会ったため、路面の水たまりが良い街頭スクリーンの光を反射してくれて良いアクセントとなった。

僕が撮るストリートスナップは、あからさまな人間臭さよりも、現代らしいクールさ(冷静さ)の中に微妙に垣間見ることの出来る、人の感情のようなものを撮りたいと思っているので、Times Square(タイムズスクエア)周辺は人をボヤけさせてしまうような街頭スクリーンのお陰もあり、好みの写真を撮ることが出来たような気がする。



下の写真はまた別の日の20時ごろ通りかかった際に撮った写真だが、特別なイベントを開催している訳でもないのに、本当に沢山の人がいる様子がわかると思う。


ニューヨークはどこのエリアに行っても、そのパワフルさが否が応でも伝わってくる街だけれど、このタイムズスクエアに関しては、世界中から集まっているのであろう観光客がそのパワフルさを増強し、『これが世界一の街なのか』と実感することの出来るポイントだと思う。