冬の最強ソロ幕 サーカスTC DX

Instagramに投稿してあるこの写真の影響なのか、使っているtent-Mark DESIGNS サーカスTC DX SOLUM Version への問い合わせが多いので、ブログに書かせて頂くことにしました!

他に持っているテントは4つ(購入順)

  • LOCUS GEAR Khafra eVent
  • MSR Elixir 2【友人夫婦にあげちゃった】
  • MSR Hubba Hubba NX
  • Snow Peak ドックドーム Pro.6 アイボリー【トリアングロと入れ替え】
  • Snow Peak ランドステーションL アイボリー【未使用で売却】
  • OGAWA トリアングロ
  • LOCUS GEAR Khufu Tyvek

こう写真で並べてみると、改めてトンがったテントが好きなようで。
ソロキャンプ用がMSR Hubba Hubba NX と LOCUS GEAR Khufu Tyvek 。
ファミリーキャンプ用がOGAWA トリアングロ。
LOCUS GEAR Khafra eVentは何にでも使えるマルチな奴。

サーカスTC DXの用途

4つも持っているのにまた買って…と嫁に言われそうなセリフですが。
サーカスTC DXは冬のソロキャンプで幕内でも過ごせるテントとして購入しました。(他のテントとの比較内容はまた後日書かせていただきます。)
LOCUS GEAR Khafraや Khufuは山岳テントと言われるジャンルのテントなので、冬でも張り方次第では使えないことはないですし。Khafra eVentに関しては広さもそれなりにあるし、結露も少ないので、石油ストーブあたりを入れて使っても問題ないと思うのですが、石油の匂いがどうしても苦手なんです。
オープンタープの下にペトロマックスのHK500があるだけで、石油の匂いで気持ち悪くなるくらい石油の匂いが苦手で、テントを締め切って石油ストーブをつけるなんて想像しただけで吐きそうです。w
そのため、薪ストーブをテント内に設置できる事が選定条件となっています。

テント内にGストーブXL(薪ストーブ)を入れても余裕のスペース

サーカスTC DX の幕内にGストーブ

この写真を撮った時はテント内に、OGAWAのGIベッド(通常サイズ)、テーブルはスノーピークのIGTスリム、コンテナはシェルコン25 ×3台とALUTEC ALUMI CONTAINER(S)、椅子はヘリノックス タクティカルチェア 、暖房器具に薪ストーブのGストーブXLを入れても多少の余裕はある感じなので、ソロキャンプであればテント内だけでも十分過ごす事ができます。
冬のソロキャンプはインナーなしのこのスタイルが良いですね。

サーカスTC DXの煙突口

サーカスTC DXはメーカーとして薪ストーブの内部利用を推奨していませんが。
出入り口のジッパーは薪ストーブの煙突が出しやすいダブルジップになっているので煙突も出しやすいです。
ただ、その場合薪ストーブを設置する位置が固定されれしまうので、薪ストーブを端に寄せたい場合はジッパーの上部をクリップなどで止める方法で設置されている方も多いようです。

状況に応じてアレンジ自在なフラップ

サーカスTCとDXの違いはこのフラップ部分ですが。このフラップのお陰でサーカスTCよりもアレンジの幅が広がり、状況に応じて工夫できる点は便利でもあり、テントを張る楽しみを与えてくれます。
ちなみに僕はフラップ脇のジッパーは締めずに、こんな感じで付属のポールを立て、フラップの端をガイドラインで張っておくスタイルがシワが出にくくて好きです。

ポールをもう一本足して、ガバッと開放的に開けられるのもサーカスTC DXならでは!

ただ…このフラップメリットだけではなくデメリットもあり、フラップを閉じてクローズ状態からの出入りが非常にし難いんです。クローズ状態にすると通常の開閉ジッパーの箇所にもう一つフラップ用のジッパーが並んでいて、テントを開閉する際には中から見た時に奥のジッパーを開ける必要があるので、クローズ状態にしたらフラップ側のジッパーを開けておく必要があります。(ここの説明読むだけでヤヤコシイですね。w)

サーカスTC同様に後ろ側にもう一つ出入り口があるので、僕はクローズの出入りはそちらを利用するようにしています。

ワンポールは設営・撤収が楽チン

ワンポールテントなので設営は簡単!10分もあれば張る事ができます。
センターにペグを打って、そこからペグダウン位置を決めるための付属のガイドコード伸ばし、五本のペグを打ってテント広げて、ポール立てて完了!
風が強い日などは張綱を張り、スカートの両端はもちろん中央にもペグダウンループが内側に付いているので、風の侵入もかなり防げます。
一度張った後に一箇所か二箇所ペグの位置を調整する事も稀にありますが、そこまで神経質に張るようなテントでも無いというか。ラフに張った感じが似合うテントなのかと思います。

 LOCUS GEAR  Khafra eVentの張り姿
LOCUS GEAR Khafra eVentの張り姿

同じワンポールテントでもLOCUS GEAR の Khafra(カフラ)は繊細な感じというか。LOCUS GEAR 独特の緩やかで綺麗なラインを出すためにかなり正確な四角形にペグダウンする必要があります。(そんな事気にしなければカフラの方が然早いけど。w)

意外と多いSOLUM Version

ふもとっぱらでサーカスTC DX この色がお気に入り

サーカスTC は本当に使われている方が多いです!
コストパフォーマンスが非常に高く、日本の環境に適した仕様になっている事からも人気の理由はわかります。去年あたりから競合となりそうな魅力的な製品を各社出してきているので、徐々に割合は減っていくとは思いますが、まあ多いですね。w
SOLUM Versionも限定販売とはいえ販売数が公開されている訳でもなく、今のところどこのキャンプ場へ行っても同じテントを使用する方を見つける事ができています。

僕にとっては重くてデカイ

遮光性も高く火の粉などにも強いTC素材(Tetoron & Cotton の頭文字でTCでTetoronとは東レと帝人のポリエステル製品の商標です)なので仕方がないのですが、12.3kgは重いし、濡れて水を吸ったらもちろんもっと重くなります。

まとめ

僕にとってはテント内に篭る必要性がある冬のための良いテントです。
コスト面も含めバランスがよく、まさに日本のメーカーが作った日本で使うためのテントだと思いますし、このテントとメッシュのインナーテントさえあれば、一年中キャンプを楽しむ事ができますし、最初に購入するテントとして非常に優れていると思います。

Takahiro Taguchi

Creative Director 群馬県生まれ、千葉県在住。広告代理店、ITベンチャー企業での勤務を経て独立。現在はソーシャルメディアコンサルタントとして、日本の中小企業を世界に広める活動を行う